試食の意味
今日、かなり久し振りにある所へ行った。
まあ、分かる人は分かると思うけれど。
行ってきました。
そこで用事を済ませて、ある商店街を歩いてると、試食のコーナーが。
で、こういうのが好きな私は、そこの焼き豚を一つつまんで、『ふーん』と言う感じで通り過ぎたその時!
つかつかと歩く音と、
『アンタ、試食するんだったら商品買いなさい!!』
一瞬私はカチンと来たけれど、無視しておばさん放っておいた。
一緒に来ていた母が、
「ここの通りは怖いからな。商品買わせるために試食置いてるんやで」
一方、ブチ切れている私はこう切り返した。
「あんな。試食の意味分かるか?あくまでもお客さんが試しに食べて、もっと食べたいと思ったら買う。別にいいやとか口に合わへんねやったら通り過ぎる。それが試食ってもんやろ?!あのおばはんみたいに、通り過ぎた客に対して、追いかけてまで『買え』って言う方がおかしいわ。こういう場面は、お客が買うかどうか決めるもんやろ。何のための試食なんだよ。自分から客減らしてるもんでしょーが」
「・・・ほんまやね」私がまくし立てると、母は苦笑い。付け加えて、私の知らない場面まで教えてくれた。
「さっきのおばさんの所、偶然別のおばさんが通り過ぎてたんやけど、ビックリしとったで。つかつか追っかけてくるんやもん、そりゃビックリするわな」
「ははは。それでその場面見たそのおばさんが、口コミでそこの評判まくし立てるのか・・・怖!」
全くもう〜
ここまで来たからには、私もそれなりに持ってきてるんだけど。
一気に、その商店街で買う気が無くなった。
あのおばさんのせいで、皆、ああいう風に引き止めるのかと思うと恐ろしい。
帰りに、駅前でパチリ。
※このシーンは、本文とは一切関係ありません。